2011/11/16 (Wed) 00:37
片山御子神社(片岡社)は、上賀茂神社の御祭神「賀茂別雷大神」の母君である
「玉依比売命」を祀ったお社です。
玉依比売命は賀茂族で最も権威の高い女性で、
「賀茂別雷大神」に仕えて祭司を司っておられたと言われています。
片山御子神社は第一摂社として上賀茂神社の祭礼でも、
まず最初に祭りを行うのが恒例になっています。
片山御子神社は「縁結びの神様」としても古来から有名で、
紫式部が何度もお参りしたことでも知られています。
紫式部は、片岡社にちなんでこんな和歌を詠んでいます。
ほととぎす 声まつほどは 片岡の
もりのしづくに 立ちやぬれまし
(新古今和歌集:第三巻 夏歌)
「和歌の意味」
ホトトギス(将来の結婚相手の声)を待ちわびる間、片岡社の木の下に立ち、
朝露に濡れていましょう。
ハートの形に見える絵馬、実は葵の形だそうです。
12/18(日)上賀茂神社ヨガ
詳細はこちら
PR
Comment